2010年08月15日

若者とみどりの政治×日本の未来

kotoです。

2007年のナイロビの世界会議以来3年ぶりにGYGの総会が開かれました。



今回この会議で主に決めるのは、規約の見直しと運営委員会の役員決め選挙です。


GYGは世界中のグリーンな社会を目指す若者のネットワーク団体で、
メンバーはNGO分野で働く人や各国のみどりの党に関わっている人、学生、などなど、さまざまな分野の若者で構成されています。

Global Young Greens: http://www.globalyounggreens.org/wordpress/?page_id=11

みどりの党の歴史が長いヨーロッパやオーストラリアでは、
ヤンググリーンズの若者団体があり、
(例えば Federation of Youth European Greens (1988年設立))
環境や社会問題に対して若者なりの表現としてキャンペーンやイベントをさかんに行っているそうです。

なんとドイツのヤンググリーンズの会員は7000人!!
しかし、実際にはヤンググリーンズとドイツのみどりの党とは分かれていて、(別団体という意味で)
全員がみどりの党の活動に関心があって会員になっているのではなく、(約1/3がみどりの党の活動に関わっているまたは関心をもっているらしいです)
若者同士で、さまざまな分野で活動ができるというのが、主にヤンググリーンズのメンバーになる理由だそうです。
彼らにとっては、みどりの党があること、そしてそれを応援することはNGOに関わることと同じように、環境問題を解決する方法のひとつなのだと思います。

日本を振り返ってみると、環境や社会福祉に関しても多くの若者団体がありますが、
politics[政治]も関わっている部分はかなり少ないような気がします。

私も学生時代にさまざまな団体で活動していましたが、
最初はなんとなく【政治家】や【政治】という分野は自分には関係ない。と思っていました。

むしろ、団体として活動する上で政治に関わるということに、なんとなく抵抗がありました。

しかし、活動していく中で、行政の仕組み自体が変わらなければ動けないことなどに直面し、どうしたら変わるのだろうと思ったときに、

市民の声を届け、行政の仕組みを変えるきっけを作る、議員が必要だと気づきました。
なので、私の場合は静岡市議会議員宮沢けいすけを応援し、
今では事務所でお手伝いもしています。


まだまだ、日本では若者と政治の距離が遠いです。
でも、若者の間では環境問題に関心を持ち、音楽や映画、イベント、アートなどなど、さまざまな表現方法で関心を持っている人はたくさんいます。
政治的な分野でも環境活動があり、それが必要だと気づいたとき、そしてそれが活動と結びついたときに、日本でももっと【グリーンな政治=みどりの党】が支持されるようになるのではないかと、
ヨーロッパのヤンググリーンズと話をしていて感じました★



日本の未来をよりGREENにしていくために、
日本にはまだないみどりの党をつくるために、みどりの未来で活動する全国各地の議員さんがいます。
みどりの未来HP:http://greens.gr.jp/

まずはみなさんの地元の政治、自治からGo for GREEN!!   


Posted by Young Greens Japan at 16:58Comments(0)

2010年08月13日

Go for GREEN energy


koto
です!

世界中から集まった130人のヤング・グリーンズは、主催者が用意したプログラムのほかに話したいことがてんこ盛りです。

そこで、オープンスペースミーティング が行われました!!

オープンスペースミーティングは誰でもディスカッションしたいテーマを挙げ、集まって議論を展開します。

ヤング・グリーンズ・ジャパンと台湾ヤング・グリーンズは
Go for GREEN Energy
From Nuclear to Renewable ~原子力から再生可能エネルギーへ~

を提案し、合同ワークショップを行いました。

台湾にはコンリャオという地域に原発が建設中です。(世界中の原発の建設には日本の企業が多く関わっています。)台湾のコンリャオ近隣住民をはじめ、台湾のみどりの党「緑色連盟」も反対運動を行っています。
『台湾への原発輸出』小村浩夫(静岡大学教授):http://www.geocities.jp/hikaku_net/nfz/nfs/nfs5.html


日本には55基の原発があり、今でも山口県の上関町祝島では、27年間にわたって住民の原発建設反対運動が行われています。
祝島:http://stop-kaminoseki.net/

そんなバックグラウンドを持った2つの国が、企画したこのワークショップ。
前回の台湾で開催されたAPGN(アジア太平洋みどりの国際会議)でのワークショップがきっかけとなり、
アジア太平洋に原発ではなくグリーンエネルギーを推進するために活動する国際グループGNNAP(Green Energy No Nukes Asia Pacific)http://nonukesasiapacific.blogspot.com/ で発案されました。

今回のワークショップの参加国は
メキシコ、セルビア、フランス、ドイツ、カザフスタン、モンゴル、日本、台湾

セルビア(メキシコ)
メキシコには30年の原子力発電所がある。
さらに10基増やそうとしているが、安全システムを確立する必要がある。先進国からの技術を取り入れても導入する際に現地のworkers達に 扱い方等について教育しなければならない。きちんとした教育なしに技術を輸入してしまうと大きな事故につながりかねない。

ニコラ(フランス)
フランスの国内の使用電力78%は原子力発電。58 基の原発がある。
フランス政府は原子力発電の技術をメキシコに売っている。中国にも原発の市場を狙ってかなり進出が進んでいる。
問題は、ほとんどの人々が原子力の問題について気にしていないということである。


みなさんで主に話したのは、
核廃棄物の処理の問題が解決されていないまま、土に埋めて子孫に残すのは絶対にイヤ。
ということと、
原子力発電を建設するような会社は国の政治家とつながっていることが多く、いつのまにか決まってしまっているということ。
フランスや日本は原発の技術をアジアなどの途上国に広げようとしているが、東南アジアなどの地震多発地帯に原発を造ること自体が自殺行為なのでは、
などなど・・・

あっつーい議論が行われました。



そしてあっつーい議論をさらにあっつーーーーい話で締めくくってくれたのは
台湾のみどりの党のChung Minさん。


今、台湾で何が起きている第4原発反対運動について、どれほど近隣住民が戦っているか、建設プロセスもさまざまな国によって行われており、
安全性の確証も全くないまま運転されようとしている原発を、絶対に止めなければならない。と
今月の8月末に行われるヒューマンチェーンイベント(手と手をつないで原発をかこんで輪をつくる)を紹介してくれました。

私たちはヤング・グリーンズとして、
「自分たちの声をとどけよう」と決めて、
Global Young Greens(GYG)の名前で、宣言をだすことにしました。
宣言文は、GYGの総会で承認されなければなりません。

各国みんなの頭を寄せて、意見をまとめて、
作ってます。宣言文。


総会にむけて、ファイトーー!



ちなみに、なぜ浴衣を着ているのかといいますと、
日本文化の紹介と、オープンスペースでは、多くのワークショップが開かれ、人の取り合いになってしまうので、人寄せの目的でした~~★
  


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2010年08月12日

はじまりました!世界のグリーンズ会議


グローバルヤンググリーンズ会議がはじまりました。
アジア・大洋州、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカから、 38 カ国・130名
緑の党、NGO,政治団体、個人などの幅広いバッググラウンドの<みどり>な若者たちが、よりよい世界になるように話し合う一週間がスタート。




日程は以下のような内容でした。
1 開会の言葉
2 GYGとは?
3 会議の日程、注意事項
4 ランチ
5 ワークショップ
6 アクティビティ
7 夕飯
8 グローバルグリーンズと親睦会

「わたしたちのゴールは一つ。持続的なよりよい世界をつくること!」
という開会の言葉で始まりました。

今回の会議のテーマ
 1)ネットワーキング
 2)情報共有
 3)GYGの体制改善

国際的な温暖化対策、食料危機、食料の安全性、貧困、経済格差、人間的なくらしの問題を
様々な立場から、多様な視点から世界規模に考え、ローカルで行動をとるためのモチベーションをワークショップ、
インフォーマルな意見交換のディスカッションを通して、お互いあげていきました。



今日が長崎原爆の日ということで、全員で平和意を祈る黙祷をさせてもらいました。



再度あのような悲劇を起こしたくないという気持ちは、国をこえ、世代をこえ、強いものだと改めて感じるひと時でした。

  


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2010年08月09日

世界のヤング・グリーンズ、集合!!

着きました。

ベルリン!!



ベルリンの壁
この壁が、ドイツを東西に分けていたんですね・・・


ベルリンの壁の崩壊後、一気にデモクラシーが入り、急速に発展した街。
建物は新しく、そしてとにかく大きい!!



このホテル、マイケルジャクソンが窓から赤ちゃんを出して、
「落とすのか!?」と騒がれた場所だそうです。

市内をぐるっとしてから、GYGオフィスへ
今回の参加者は約130人。
アフリカからはケニア・ナイジェリア・ザンビア
アジア・太平洋は日本・台湾・オーストラリア・パキスタン・モンゴル・カザフスタン・スリランカ・
ネパール・インド・インドネシア・ニュージーランド
ヨーロッパからはイギリス・フランス・オーストリア・セルビア・ドイツ
アメリカ大陸からはカナダ
南アメリカからはブラジル・メキシコ

などなどの国々から大集合!!


受付と交流会を行いました。


いろんな人種が混じったすごい団体全員でホステルへ移動★


途中で発見した、
Superdryブランド!!

「極度乾燥しなさい」ってSuperdryの直訳でしょうか・・・・(笑)




  


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2010年08月09日

自己紹介②Masami

村松 真佐美
Masami Muramatsu


東京都小平市 出身・在住
アメリカ・アフリカ併せて7年弱、地球規模で問題になっている環境と貧困の問題と隣り合わせの地域で生活してきました。米国アラスカ州では毎年氷河が物凄い速さで後退するのを目の当たりにし、西アフリカのニジェールでは10人の子供を産んでも半数しか生き残れない(原因の多くは雨が降らないことによる水と食料の不足です。)家庭を多々訪問しました。それ以来、『環境と人に優しい暮らしの提案と実践』が私のテーマとなりました。
2003年 米国ワイオミング州立Northwest Community College卒業
2003年~06年 米国アラスカ州にて観光業に従事
2006年~08年 青年海外協力隊としてニジェール共和国派遣
2008年~現在 フェアトレードショップ「Earth Juice」(国分寺)勤務


  


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2010年08月07日

自己紹介①kotomi

今回のGYGに参加するメンバーを紹介します!

松野下琴美 
Kotomi Matsunoshita


静岡県立大学国際関係学部卒(専攻:文化社会人類学)。
在学中にアジアやヨーロッパの国々を訪れ、環境保全・教育活動への関心を深める。
世界の環境問題を写真で伝える「地球のスライドショー」や音楽イベント、講演会などを企画。
2007年ブータン訪問後、企業・学校など各地で講演活動も開始。
2008年山梨県清里のKEEP協会のJICAプロジェクト、フィリピン山岳地方の環境NGO[Cordillera Green Network]の環境教育事業などに関わる。
帰国後、外務省主催の「日・ASEANユース会議」日本人代表の一員として参加。

世界中の子どもたちの絵の展覧会「世界未来予想図プロジェクト」静岡支部長。
「まずは自ら」静岡市会議員宮沢けいすけ はりきり事務所スタッフ。




青葉公園でのイベント「100%森の日」にてヒノキチップを抱えて  


Posted by Young Greens Japan at 04:36Comments(1)

2010年08月01日

GYGに参加します!!

8月にベルリンで開催されるGlobal Young Greens CongressにGreens Japanとしてみどりの未来から

松野下琴美と村松真佐美が参加してきます!!

今回のGlobal Young Greens会議は、世界中の35歳以下の、
「みどり」の政治に関心があるまたはもう政治に関わっているワカモノが集い、会議の中でさまざまなテーマを話し合い、
世界レベルで「みどりの政治」をつなげ、発展させるために開かれます。

前回の「Global Greens 2008」の日本派遣団公式ブログ
からの報告はこちら!
http://blog.livedoor.jp/ggsaopaulo/

そして、2010年5月にはAPGN(アジア太平洋グリーンズネットワーク)
が台湾で開催され、みどりの未来からは約20名の派遣団が参加しました!



みどりの未来の共同代表、稲村ねーさんが作ってくださった
報告部ブログ:http://apgn2010.jugem.jp/ 
報告ショートビデオはこちら!!
Youtube:http://www.youtube.com/watch?v=FiL9UyPlFVA 

その流れをうけ、Global Young Greensに参加します!

会議は8月8日~14日です。  


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